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曲げる匠の技 栗久

曲げる匠の技 栗久

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秋田杉の薄い板を柔らかくし、曲げる匠の技 栗久(秋田県大館市)



■栗久の栗盛俊二さん【伝統工芸士 / 曲げわっぱ】

 栗久の六代目。先代のお父さんの話になると止まりません。

職人として豆であったお父さんは、まさに、『ボロは着てても心は錦』を地で行った方の様です。趣味が映画と写真。映画から欧米の情報を吸収して、色々な形を見ては覚えていらして、仕事に生かしてらした様ですね。

写真の現像も新婚時代に奥さんの手を借りて一晩中現像していて、知らず知らずに夜が明けて、
プリントを無駄にしたこともよくあったらしいです。

 新しいモノ好き。特に食べ物に於いては半端ではなかった様ですね。

日本経済新聞に新製品がでると、大館の卸問屋に家族の人が買いに行かされたそうです。また、当時の殆どの新聞・雑誌を購読なさってた様です。

 そして、お母さんが二ツ井の武家の出だそうです。

何故、.ここまで聴いたかと言うとですね。秋田の職人さんにしてはとてもラテン的な話具合なんですよね。聴いてて、楽しくなっちゃう。納得しちゃう。

でも、お父さんとは違うようなので聴いてみましたらお母さんなんです。

この明るさは、お母さん譲りなんですね。

そして、お父さん譲りの知識の宝庫。

 お父さんが稼いだお金はほとんど、食に使って貧乏だった様ですが、俊二さんを職人として育て継がせるまでにはなかなかの知恵者で御愛情の持ち主だった様です。

 当時、学校では使用して作業もこなしていた、面取り盤を昭和42年に県の融資を利用して、俊二さんの希望通り購入したのだそうです。

貧乏で機械など購入出来るはずもないから、家から出て行くことを考えていた俊二さんは、自分の希望通りに機械が入ったので、仕事をすることになったそうです。

 そんなことを言いながらも、続けて話を聴いてますと、木工用の機械って工夫しないと使い切れないものですが善く工夫して、曲げわっぱの高品位化を実現させているんですよね。

 素材は秋田杉。でも一枚一枚の木の目具合や性質が違ってるのに、同じ形、木の厚さなんです。張り合わせている木と木の厚さも、張り合わせてない所と同じ厚さ。

工業製品では当たり前ですがね。曲げわっぱは秋田杉と言う木材なんですよ。秋田杉の素材一枚一枚に違いがあるんですよね。柾目の幅、熱で加工する際の反応が、個性のように違っても、出来上がりが同じ形に仕上がっています。

杉目の美しさに形がいい。愛着が湧いてしまいますね。

俊二さんの持っている半端でない知識と努力が、白木食器の使い勝手の善さと、基本的な美味しさを呼び覚ます機能を曲げわっぱに持たせています。

 ご飯を食べる際の大切な事を、伝統工芸士であり大館・曲げわっぱの栗久六代目、栗盛俊二さんの最初の口上からお伝え致しますね。

「ご飯を食べるのに一番大切な事は、ご飯の粗熱を取り余分な湿気を取る事」その道具が1500年前からおひつなんだと・・・そして、御飯の温度は60度が美味しいんです。出来たてのアッツ熱は口が絶えられませんね。

腐らないようにと冷蔵庫で冷やしたり、炊飯器に保温したまま臭いご飯に電気代使ったりするよりもいい方法があるんです。

それは、炊飯する方法は皆さんの好きな方法でご飯を焚いて頂き、蒸らしてから、直ぐにおひつに移すんです。

おひつの大きさとご飯の量は気をつけて下さいね。

夏場でも、二日はご飯が美味しいです。暖かいご飯が好きな方は、食べる分電子レンジで暖めて下さい。

>夏場でも、二日はご飯が美味しいです。

これは、杉の木にはタンニン酸が含まれているからなんです。

それでは、殺菌力の強いヒノキチオールの檜のおひつにしますと、食品としての風味が変ってしまいます。

また、塗が内側にあると余分の水分の吸収ができませんね.。

炊飯器のご飯も蒸らしたら「おひつ」に移せば美味しくなる。

梅雨時のご飯がもつ。

玄米も保存がきく。

これが、栗久の「曲げわっぱ」です。そして、平成17年6月8日付けで、実用新案登録されました。

◎こちらのサイトに「お櫃」が詳しく載っていて楽しく読めました。→【おひつで炊飯器でも美味しいご飯】作者:「四畳半の住人」さん

曲げわっぱ 職人の技 栗久

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曲げわっぱ

【伝統工芸士】栗盛俊二さん。曲げわっぱのおひつ《実用新案登録》とお椀を造り出した木工技術はピカイチです。秋田杉の美しさが生きてます。正に今に生きる伝統工芸品。

グッドデザイン選定商品 クラフト・センター・ジャパン選定商品多数製作

「栗久」

代表作品・商品紹介はこちらへ

 元 丸 屋
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張合わす匠の技 樺細工

さくらの木の皮を張り付ける匠の技。 経徳(秋田県角館町)
■樺細工

【樺の語源】

樺の語源は、古く万葉集の山部赤人の長歌にたどることができる。
ここでは山桜を「かには(迦仁波)」と表現しているが、これが後に「かば(樺)」に転化した
ものとおもわれる。
 また、山桜を樺とした使用例は、万葉集以後早くも平安中期紫式部が著した「源氏物語 幻」
の一節に見られる。”外の花は、一重散りて、八重桜咲く花盛り過ぎて、樺桜は開け、・・・。”
この樺桜は白色単弁、開花時期から推察してカスミザクラと考えられるが、いずれにしろ
この時代山桜を樺といいあらわしていたと想像される史料のひとつである。

 以上のようなことを考えあわせると樺という字には山桜の意味が包含されており、この皮を原
材料にして作った工芸品が樺細工である。


 以上 <樺細工伝承館説明文から>


 私もどうして桜の皮の細工したものを樺細工と言うのか不思議でした。
それが、樺細工伝承館説明文から【樺の語源】(上記参照)をみて納得した次第でして知らない事
や言葉はあるものです。

 樺細工の工芸品は正倉院御物にもみられ又古文献や万葉集、源氏物語の中にもみることが出来る
様です。古くは筆・弓・刀のサヤ等に使用されています。湿気をさけ乾燥を防ぐ特質は、茶入・
喫煙具には特に喜ばれております。樺細工は、日本の気候・文化から生まれた民芸を代表する
すぐれた工芸品です。

秋田の樺細工は約200年前の江戸時代中期(1781年〜1788年)、天明の頃、角館城主佐竹候
のもとに下級武士の手内職として生れ、今日に受け継がれてるというのが定説です。

この樺細工も角館が今ではメッカですが、木工品産業が秋田の主幹産業としていた時代には角館
以外でもつくっていたそうです。

 職人さんに作り方をお伺いしてびっくりしたのが師匠によってその作り方が一様ではない事です。
筒をつくるのも内側からの人もいれば反対からというのもあるそうでして、これから直接その事
も取材して行きますね。どうもこの作り方にしましても自分流という武士的ニュアンスを感じる
のは私だけではないでしょう。

工芸品には何か人の生き方が見隠れしますのでそこをお伝えして、皆さんと楽しい発見ができれば
と思います。

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茶筒の製作中のパーツです。下にしいてあるのが経木でこれを丹念に巻き筒にしますが、細やかな
作業に寄って組み立てられて行きます。
この全行程を一人の職人によって創られているのも樺細工の特徴です。

【樺細工で使われるサクラの樹種 1】

オオヤマザクラ(大山桜)別名ベニヤマザクラ(紅山桜)

●樹皮の特徴

平滑で横に長い皮目がめだつ。

●花の色・葉の色・樹皮の利用

花は淡紅色、かすかな芳香がある。
若葉は赤褐色をおびる。
樹皮は樺細工に利用される原料の中で最も良質である。

●分布
北海道・本州(近畿地方以南では局在する)・四国(山地の高所)に分布し、山地の疎林や林縁
などに生える。
中部・関東地方では標高800m以上に見られ、ヤマザクラやカスミザクラより高所に生える。
南千島・サハリン・朝鮮半島にも分布する。


【樺細工で使われるサクラの樹種 2】

カスミザクラ(霞桜)

● 樹皮の特徴

平滑で横並びの皮目が目立つ。

● 花の色・葉の色・樹皮の利用

花は白色または微紅色。

若葉は赤みをおびず緑色。

樹皮は樺細工に用いる。

● 分布

北海道・本州・四国・九州・対馬・朝鮮半島・中国東部に分布し、温帯の山地に広く生育して
いる。四国や九州では大変珍しい。

  垂直分布ではヤマザクラと重なることがあり混生する所もある。


         

【樺細工 三つの技法】



型もの   : 仕込みものともいい、木型に合せて芯を作り、その上に樺をはりつけて筒
状のものを作る技法です。主な製品としては、古くは煙草胴乱や印籠などがあげられます。

現在では、その伝統的な技法を最大限に活かした茶筒が、この型ものの代表です。木型に巻く
芯の成型と、その上に樺をはりつけるのに、はげないようニカワとコテの熱の加減にこまかい神経
を要する作業です。

たたみもの : たたむとは、樺を何枚も重ね合せて、数センチの厚さしたものを、様々な
かたちに彫刻する工法です。古くは胴乱や印籠の根付を作る技法でしたが、明治以降は、帯止
めなどにも利用されており、現在は、ブロ−チ・ペンダント・タイタックなどの装身具作りの技法と
してお用いられています。

よく磨きあげられた樹皮を重ね合わせ、その断面の層状になったものをアクセントにして、本来
樺が持つ光沢を極限まで磨くという細かい手作業です。

木地もの  : 下地に木地を使ったものの総称です。主として箱型のものが木地ものと呼ばれ
ております。内張りした板で箱を作り、さらに表張りをするものですが、樺による模様つけの技術も、
この木地ものに多く見られる技術です。

明治30年代から始まった工法で、文箱、硯箱、宝石箱をはじめとして、数多くの製品が作られ
ておりますが、テ−ブル、茶たんすなどの大物もこの分野に入ります。

【樺細工の言葉】

二度皮  : 一度樹皮を削いだあとにできるコルク状の皮。
       模様の下地等に使用される。

裏皮   : 山桜の若木の樹皮で節目が小さな斑点をなしている皮。
       木地もの、型ものの内張りに使用されることが多い。

表皮   : 成長した山桜で節目が太く横に長く連続した皮。
       無地皮・金系皮・銀系皮・ちらし皮・ちりめん皮・あめ皮・ひび皮も表皮に入る。

無地皮  : 節目の無い皮。
       胴乱や印籠等は古くはこの樺が主流であった。

金系皮  : すじ雲を思わせる模様が光線に映えて金色に光る皮。

銀系皮  : 光線の具合で銀色に光る皮。
       早くから賞用される。

ちらし皮 : ほとんど樺の原皮そのままに使用される皮。
       色は霜が降ったような状態をしている。

ちりめん皮: 樺の表面がちりめん状の姿をしている皮。

あめ皮  : 光沢がまろやかな艶のあるあめ色をした皮。
       工人の手に入りがたい皮の一つ。

ひび皮  : 老木にみられ縦に深くひびの入った皮。
       重厚で深みのある光沢をもち貴重な皮である。

keitoku-akio180403 【伝統工芸士】経徳明夫さん。角館町樺細工伝統工芸展で幾度も県知事賞を受賞しています。お兄さんの紘一さんが代表の経徳製作所。代々伝わる技術センスを兄弟で今に生かします。
平成18年度秋田県優良技能者(秋田の名工)に選ばれました。

「経徳製作所」
伝統的工芸品の樺細工の商品に関しましては他の伝統工芸士の商品の場合がありますのでご了承下さい。
工芸品の商品ですが、樺のお皿やさかずきがあります。これは、使い勝手のいい重さの食器です。
商品紹介  

 元 丸 屋
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