底も細かい細工がなされた樺細工(かばざいく)です。桜の樹の皮で出来ています。直径72×H122mm 150g
平成18年秋田の名工に選ばれた職人の手作りです。元丸屋が樺細工を教わったの伝統工芸士が、平成18年「秋田の名工」に選ばれました。経徳明夫さんです。
やっと経徳明夫さんの茶筒を置かせて頂ける様になりました。毎年、角館で行われる樺細工伝統工芸展で特賞の知事賞を取られる伝統工芸士さんです。私も造っているところと、受賞作品しか見たことがありませんでした。
職人としての時間は少なく、日中、樺細工の会社の役員のため造ったものが少なく、角館伝承館という樺細工の博物館みたいなところと、元丸屋のみの販売になります。
受注生産になりますので、二ヶ月はお待ち頂きます。
写真の様にこの akio01総皮茶筒 タテ張ミガキ 桐箱入 は、底も細かい細工がなされた樺細工です。
日本の茶の間には樺細工の茶筒が似合います。
小津映画も、テレビが始っても茶の間のセットには、樺細工の茶筒ですよね。値段によってはブリキに皮を貼った茶筒もあります。元丸屋では永年使えて、ブリキみたいに一年で錆が出るものは置かないで行こうと想います。その代わり細やかな仕上がりでこの価格のモノです。この小さな茶筒に込められた伝統的工法は薄い板が何枚も重ねられています。其の内側と外側に山桜の皮が磨かれて狂いなく仕上げられています。
元丸屋で御用意しました『akio01総皮茶筒 タテ張ミガキ 桐箱入』は細かな所にも細工がなされているのですが、目立たないのです。こんな所も武士の手作りが継承されているのでしょう。
勿論、元丸屋の商品は生涯おつき合い。修理も致します。
直径72×H122mm 150g
日頃のお手入れは、ネルのような柔らかい布で乾拭きしてください。手で撫でても磨かれて艶が出ます。
日本の武家の町のひとつ、秋田の小京都角館で職人さんが武士的生き方で伝えられた樺細工の造りをお楽しみ下さい。元丸屋の商品は生涯おつき合い。修理も致します。
写真の茶筒は、akio01・akio02とakio03のひび皮です。
akio01総皮茶筒 タテ張ミガキ 桐箱入 \37,800(税込み)
akio02総皮茶筒 タテ張ひび皮 桐箱入 \43,200(税込み)
akio03総皮茶筒 長小立張ひび皮 桐箱入 \32,400(税込み)
akio04総皮茶筒 煉瓦模様(曙) 桐箱入 \183,600(税込)
akio05総皮抹茶入れ 「中次チラシ皮張り(風)」 桐箱入 \64,800(税込)